内容説明
本書は、近代の世界システムの展開を手始めに、欧米の社会学がどのように日本に導入され、そこにどんな問題があったかを知ってもらう手がかりになることを願って編集されたものである。未成年の段階で社会学を専攻するかどうか決めさせ、入学を許可するというような多くの公・私立大学のやり方はいかがなものか。社会学は学ぶに値する学問か否か、国際社会学の状況を学んでから判断させても遅くはない。そうした判断の手がかりとして、本書は役立つものである。
目次
第1部 近代世界システムと社会現論
第2部 近代社会学と日本
終 ウェーバーと社会学の百年
付論 社会学の理論と実践
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- 和書
- 手編みのかわいい猫の首輪