内容説明
本書は、日米の銀行行動を比較しながら、銀行のあり方を最新の経営学的手法によって探求した銀行経営論である。
目次
序章 問題の所在と研究の現状
第１章 研究方法論と構成
第２章 銀行経営環境の変化
第３章 米銀経営組織の特質と経営革新
第４章 邦銀経営組織の特質―バブル期の環境不適合
第５章 理論的検討
第６章 邦銀の経営革新の方向
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
88
この本は、バブルがはじけた後に出版されて、さらにその数年後に改訂版が出されています。この著者はもともと日本長期信用銀行に勤務されていた方なので、このような日米のホールセールバンキングについては詳しい方であると思われます。ですのでメガバンクの方向性などは結構に参考になると思いました。ただ不満としては分野が限られているので、アメリカの地銀の状況も知りたいと思いました。2016/12/29
