内容説明
本書は、学校における教科学習を対象にして、授業と学びの新しい意味を理解しようとするものである。
目次
第1章 ヴィゴツキーと精神の社会文化的研究
第2章 学びの声の対話性―教室ディスコースにおける異言語混淆の実践へ
第3章 歴史的出来事の語りとアイデンティティ―神戸地震を記憶すること
第4章 震災体験を通した総合的な学びの実践―神戸における震災後の社会科授業を中心にして
第5章 防衛的学習と拡張的学習―ホルツカンプの学習理論について
第6章 歴史学習における最近接発達領域の創造―参加的学習と学習者の共同体
第7章 小学校歴史教育における参加的学習の可能性