内容説明
本書は現代社会の「愛し愛される関係」に注目しつつ、その現実を家族、恋愛、近隣などの社会関係の実態に即して分析。
目次
第1章 象徴としての家族
第2章 今、恋愛が面白い―データからみた恋愛論
第3章 現代若者の「わかってもらいたい症候群」
第4章 あなたも「私」を探す旅にでかけませんか
第5章 摂食障害と異性愛―『カナリアの歌』の手記から
第6章 集合住宅における動物共生論―エコロジー・ルネッサンス
第7章 孤独の超克―現代小説にみる孤独と愛
第8章 現代の愛の歌―井上陽水における成熟と喪失