内容説明
本書は線形回帰による計量経済分析の方法に関する主要項目の若干を、その基礎的方法について述べる。計量経済分析において、経済現象のモデル化は単一の1次式をもって近似することがおこなわれる。本書のあつかう範囲と目的は、標準的な線形回帰モデルにおかれている基本的仮定に、経済関係や経済データが適合しえないことから発生する問題に限定し、そうした問題に対処するために計量経済学が論じる方法の基礎的な展開を示すことである。
目次
第1部 序論(線形回帰による計量経済分析;2変数線形モデルと回帰分析 ほか)
第2部 線形回帰モデル(線形回帰モデルの推定;線形仮説の検定 ほか)
第3部 線形回帰モデルの頑健推定(誤差項の確率分布の非正規性;線形回帰モデルのパラメータの頑健推定 ほか)
-
- 洋書
- LAPIN MAUDIT



