内容説明
イギリスでは、父母が気軽に子どもたちの学級に入ってきており、子どもたちの課業をたすけている。ある場合には、子どもたちといっしょになって、教師の指示のもとに、一つの課題に取り組んでいる。このように開かれた教室、開かれた父母と教師の関係は、どのようにして可能になったのであろうか、その秘密は何か。子ども、父母、教師、学校(PTA)の良い関係を築くための諸方策をイギリスと日本の比較考察を中心に考える。
目次
父母が参加する学校
イギリスの学校―その特徴
子どもの学校生活―「学校案内」から
父母参加ということ(学校情報へのアクセス;学校での教育活動への父母参加;学校の運営・管理への父母参加;情報公開・開示をめぐって)
教師の新しい役割―父母との連携と教職カリキュラム
「PTA」の中の「父母部会」の提唱
父母と教師の関係―パートナーシップ
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- 和書
- 吉備大臣入唐絵巻の謎
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- 和書
- 漱石の孫