内容説明
本書は経済的厚生を求めて、人間がいかに経済開発に努めて来たかを、経済学の国際的な前提の下で、開発投資に一本の筋を通して追求したものである。
目次
第１部 国際経済の発足と経済基礎理論の展開（経済学の誕生とその命題；古典学派と限界革命；厚生経済学；均衡分析の成長と国民所得分析）
第２部 国際経済の理論（国際貿易の理論；国際貿易の所得分析；国際貿易の厚生と利益；最適の貿易介入政策；貿易政策の現状と将来）
第３部 経済開発の理論（経済発展のモデル；発展途上国の開発理論；経済開発のための投資の意義）
第４部 開発政策の評価システム（開発計画の財務評価；経済評価と厚生；費用便益分析；応用例；発展途上国援助と援助の逆効果）
