内容説明
「評定」と「評価」の違いから具体的な主体性評価の方法まで。
目次
第1章 「観点別評価」とは何かと問う前に(評定の「客観性」「公平性」「説明責任」をめぐって;評価とは何か)
第2章 「観点別評価」とは何か(2019年版指導要録と「観点別評価」;三観点をどう捉えるか;「観点別学習状況の評価」と「評定」との関係をいかに捉えるか)
第3章 観点ごとの評価の場面・頻度と方法(形成的評価の可能性;総括的評価の可能性)
著者等紹介
八田幸恵[ハッタサチエ]
大阪教育大学総合教育系准教授。大阪府生まれ。1999年3月、大阪府立茨木高等学校卒業。2008年3月、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修退学。2008年4月、福井大学講師。2011年9月、京都大学大学院教育学研究科教育科学専攻博士後期課程修了博士(教育学)学位取得。2013年4月より現職
渡邉久暢[ワタナベヒサノブ]
福井県教育庁高校教育課参事(高校教育)。福井県生まれ。1991年に母校である福井県立若狭高等学校の教員として教職をスタート。2006年3月に兵庫教育大学大学院修了。福井県指導主事、県立藤島高等学校教頭などを経て、2023年4月より現職。福井県立学校の魅力化増進、特に探究的な学びを中心としたカリキュラム構築を支援・伴走している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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すみけん
5
学校関係者であれば「必ず悩んだことが一度ならずある」と言っていい「観点別評価」のつけ方。特に主体性って何?教員の働き方改革の逆を行く、業務の負担を増やす評価、評定算出方法。正直、さっさと無くすべきとは思うが、現実はそうもいかず、この本に書かれてある実践を学び、目の前の業務「対応していかざるを得ない。2024/02/14
しじみ
3
非常に分かりやすい入門書でした。用語の定義から、それぞれの立場などを明快に整理してくれていて、今までの自分の思い違いをいくつか修正することができました。あくまで「入門」なので、「こういう考え方、やり方がいいと思うよ?さあ、ここからは自分でやってみてね」という感じ。はい、頑張ります。参考文献の中にもいくつか読みたいものがあったので引き続き勉強していきます。2024/01/29
はるお
0
2023冬休み課題図書①2024/01/01
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