内容説明
成年年齢・投票年齢が引き下げられる中、生徒が主役の、生徒参加の主権者教育が求められる。本書では世界の主権者教育の最前線を紹介し、日本への示唆をまとめる。
目次
第1章 日本―日本の生徒参加による主権者教育は今
第2章 アメリカ―多様な生徒参加の機会を学校・地域ぐるみで保障
第3章 フランス―市民の育成をめざす共和国の学校、法令による生徒参加制度
第4章 ドイツ―学校全体で取り組む民主主義教育
第5章 ニュージーランド―主権者として学校運営に加わる生徒たち
第6章 まとめと提言
著者等紹介
荒井文昭[アライフミアキ]
東京都立大学人文社会学部教授。1959年、埼玉県生まれ。1991年東京都立大学大学院人文科学研究科満期退学、2006年博士(教育学)。2011年より現職(2020年より大学名称変更)
大津尚志[オオツタカシ]
武庫川女子大学学校教育センター准教授。1968年、京都府生まれ。1999年東京大学教育学研究科博士課程満期退学、中央学院大学商学部講師等を経て2021年より現職
古田雄一[フルタユウイチ]
筑波大学人間系助教。1987年、東京都生まれ。2019年、筑波大学大学院人間総合科学研究科修了。博士(教育学)。2022年より現職
宮下与兵衛[ミヤシタヨヘエ]
東京都立大学特任教授。1953年、長野県生まれ。2013年、東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。1976年より長野県立高校教諭。2013年より首都大学東京(都立大学)特任教授
柳澤良明[ヤナギサワヨシアキ]
香川大学教育学部教授。1962年、千葉県生まれ。1993年、筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学。1994年、博士(教育学)取得。1996年、香川大学助教授。2007年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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