声なき声をつむぐ―震災を語り継ぐ

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  • サイズ 46判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761927011
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C3037

内容説明

東日本大震災から10年―。自らも被災し、学校で陣頭指揮にあたった元高校長(塩釜市在住)が、全国を回って対話を続けた!被災者の声、全国の防災対策・防災教育の取り組み、被災者から若者たちへのメッセージを綴る。

目次

第1章 声なき声をつむぐ(「教訓になるために生まれてきたんじゃない」―佐藤美香さん;「私は生きなければならない」―高橋さつきさん;北の大地からふるさとを思う―津田穂乃果さん;避難所運営と看護教育―阿倍藤子先生・岩佐郁子先生;「浮いて待て」―阿倍淳さん・志摩子さん;日本一のまちづくり―小野竹一さん;知る権利の代行者―武内宏之さん)
第2章 震災を語り継ぐ(震災がつないだ絆―兵庫編;信濃の教育愛にふれる―長野編;都市災害と人材育成―東京編;人権防災を考える―大阪編;南海トラフに備える―三重編;防災のカタチを考える―和歌山編;九州とつながる―福岡編)
第3章 若者たちへのメッセージ(被災者からのメッセージ;これからの行政や学校組織を担う方々へのメッセージ―タテ割意識の見直しを)

著者等紹介

齋藤幸男[サイトウユキオ]
1954年、宮城県塩釜市生まれ。東北大学文学部卒業。宮城県の高校教員として37年間奉職。2011年3月11日の東日本大震災発生時に、石巻西高校教頭として避難所運営にあたる。震災当時の石巻西高校は指定避難所ではなかったが、人道的な立場から教職員だけで44日間の避難所運営を行った。体育館が最大約700名の遺体仮安置所・検視所となるなか、校舎を開放して約400名の地域住民の避難生活を支援。その後、2012年に同校校長に昇任。現職時代からの震災の教訓を語り継ぐ活動を始め、2015年に退職後の今も、防災教育を切り口とした命の教育の大切さを広めるために全国を歩いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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