内容説明
インタープリターが伝えることは物事の事実や情報など表面的なことがらではなく、その裏にある本質やメッセージです。あるいは「見えるもの」を通じて「見えないもの」を伝えます。そしてインタープリターは、しゃべるのではなく「体験」を通じて伝える仕掛けをします。(第1章より)
目次
序章 インタープリターってこんな人
第1章 インタープリターとは?―ガイドにも学校にも仕事にも応用できる魔法の刀
第2章 インタープリテーションとはどんなもの―3つの導入事例紹介
第3章 明日から使える!おすすめアクティビティ10選
第4章 インタープリテーション虎の巻
第5章 インタープリターの「あり方」を探究する
第6章 インタープリテーションの事前調査と事後評価
第7章 私の失敗談&こんなガイドはイヤだ!
著者等紹介
菊間彰[キクマアキラ]
1974年生まれ。一般社団法人をかしや代表理事。日本大学農獣医学部林学科卒業。学生時代に雄弁会活動に励み「できるだけ短い言葉で、自分の思いを的確に伝える」ことに青春を燃やす。卒業後は猿岩石に影響されバックパッカーとして東南アジアを巡る。2000年より富士山麓、沖縄、名古屋、新潟など全国で自然案内人=インタープリターとして働くうちに「しゃべって伝える」ことの限界を知り、「体験を通じて伝える」手法を確立する。2008年に愛媛県今治市に移住、見ず知らずの土地で起業。自然体験の技術をベースとした、行政向け、企業向け、一般向け研修、インタープリター養成研修を多数実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。