内容説明
学校をこれからの時代に合った枠組みに変えていくためには、新しく何かを始めるよりも、これまで慣習として続けてきた教育活動を見直し、改良するのが現実的です。教職員の過重な負担を伴わずに教育活動をつくり変えることによって、子どもたちが生き生きとし、新しい時代に必要な主体的で自律的な力がついてきます。教育活動の「定番」を見直すことで、子ども、教職員、学校が変わります!
目次
序章 意味のないルーティンを見直す
第1章 集会行事を変えてみる―子どもが主体となって動く力を育てる
第2章 学校のキャンペーンを変えてみる―継続できる力を育てる
第3章 係活動を変えてみる―自分で考え、動く子どもを育てる
第4章 学校の決まりを変えてみる―自分で判断できる子どもを育てる
第5章 修学旅行を変えてみる―臨機応変に対応できる子どもを育てる
第6章 運動会を変えてみる―子どもの自分意識を高める
終章 これからの時代に必要な学力
著者等紹介
齋藤浩[サイトウヒロシ]
1963(昭和38)年、東京都生まれ。横浜国立大学教育学部初等国語科卒業。佛教大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)。現在、神奈川県内公立小学校教諭。日本国語教育学会、日本生涯教育学会会員。これからの時代に合った学校教育の在り方を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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