わかる！特別支援教育のリアル―教師と保護者へ伝えたいこと

大江 浩光【著】/園屋 高志【解説】

学事出版（2019/07発売）

• サイズ 46判／ページ数 143p／高さ 19cm
• 商品コード 9784761925673
• NDC分類 378
• Cコード C3037

内容説明

特別支援教育に３０年以上携わってきた著者が、プロとしての心構えや実践、知っておきたい現場のリアルな情報を教師と保護者に伝える！！子どもの将来を見据えた、結果にこだわる特別支援教育のＡｔｏＺ。

目次

第１章　特別支援教育の現状と課題を知る
第２章　３つの「たいりょく」と保護者対応の３本柱
第３章　結果にこだわる
第４章　多様な指導法・指導形態を用い、教室環境で心を掴む
第５章　情報共有をしっかりと
第６章　就学相談において伝えたいこと
付録１　特別支援教育に関する基礎知識
付録２　手作り教材の作り方

著者等紹介

大江浩光［オオエヒロミツ］
１９６３年和歌山県東牟婁郡串本町生まれ。１９８７年三重大学教育学部特殊教育特別専攻科修了。同年鹿児島県で小学校教員として正式採用。これまでに全国で１００回以上、教育委員会や教育センター主催の特別支援教育や道徳の講演会に講師として登壇

園屋高志［ソノヤタカシ］
１９４８年鹿児島県生まれ。東京工業大学大学院修士課程修了。東京工業大学助手、鹿児島女子短期大学講師、鹿児島女子大学講師・助教授などを経て、１９９０年鹿児島大学教育学部教育実践研究指導センター助教授。その後鹿児島大学教育学部教育実践総合センター教授を経て、２０１３年３月定年退職。この間２００４年４月から４年間鹿児島大学教育学部附属中学校長を兼務。２０１３年４月から２０１８年３月まで放送大学鹿児島学習センター客員教授。現在、鹿児島大学名誉教授。専門は教育工学、情報教育（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[U-Tchallenge]

特別支援教育のリアルを垣間見ることのできる内容の一冊。特別支援教育というよりも特別支援学級と言った方が正しいように感じたのだが。特別支援学級担任だと経験する細やかなところまで網羅されているように思えた。また、著者オリジナルの実践がいくつも紹介されていたので、興味深く読むことができた。特別支援学級の日常的な具体的な実践例というのは、あまり目にしないので貴重な一冊ではないだろうか。特別支援学級について知りたい者や特別支援学級担任にとっては必読の一冊に間違いないだろう。

2021/12/03

[じゃがたろう]

借用本。副題にある通り、教師と保護者に伝えたいことが簡潔にまとめられていた印象。教師一人一人が根拠と責任をもって教育を行うことが求められる。それがやりがいと感じるか左遷されたと感じるか…。特別支援教育で身に付けてほしいこと、ゴールが明確であることが指導方法の明確さにもつながっている。3つのたいりょくや保護者対応の心得、情報共有・連携の大切さ…入門書として多くの教師に読んでもらいたい。

2022/10/10

[縁]

結果に責任を持つ。プロとしての意識を。

2024/07/13