目次
巻頭対談 ソサエティ3・0が続く学校現場を変えるにはどうすればいいのか
解題 授業づくりと職場づくりを切り結ぶ場所としての校内研修
1 「授業研究」を中心とした職場・学校づくり(北海道札幌市立三里塚小学校―「授業」を中心に据えた校内研修の考え方とやり方;北海道鹿追町立笹川小学校―研修って何ですか?に応える研修を創造する北海道の極小規模校での挑戦‐「好きです研修」までの道のり;宮城県石巻市立雄勝小・中学校―みんなで取り組む「地域と共に歩む学校」今ここ‐聴き合い話し合える関係性とスキルを育むプロセスづくりを中心に;東京都立水元小合学園―「作業学習」の授業づくりと学校づくり―高等部卒業後の生活像を想定できる専門性を高めよう;聖ヨゼフ学園小学校―授業を協働設計することで学校を変えることができる ほか)
特別寄稿 一人で開発できる教諭ロボット連携授業ツールCLAIR(クレール)―本誌23号「人工知能(AI)と授業。」のその後
2 「授業研究」と職場・学校づくりを考えるための本(松村英治『仲間と見合い磨き合う「授業研究」の創り方』;武田忠・伊藤功一編著『教師が変わるとき・授業が変わるとき』;石井英真・原田三朗・黒田真由美編著『Round Study 教師の学びをアクティブにする授業研究』;鹿毛雅治・藤本和久編著『「授業研究」を創る』;吉田新一郎・岩瀬直樹『シンプルな方法で学校は変わる』 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BECCHI
3
一つのテーマに沿って、あらゆる角度から、あらゆる人が語っていく雑誌。特に今回の号は、教師にとっては誰もが悩み多き課題となる校内研究についてだ。学校を変えるべく、校内研究をどうしていくか?という視点は、今の学校現場にかなりマッチした内容の本だ。石川晋さんが、丁寧に作り上げている素晴らしい雑誌だなぁと思う。本当に面白いし、勉強になる。自分の職場の研究を改めて計画して提案していきたいと思えた。自分の学校にあった、良い研究を考えていきたいと思えた。2020/01/03
mi78621
1
今まさに読みたい一冊だった。働き方改革の中、ともすれば授業にかかる時間も単純に削減されるようでは明らかに質の低下を招くであろう。職場での授業研究の在り方を模索していくことが限られた時間を有効に活用するために必要であると感じる。パート2で紹介された本も出来るだけ手にしたい。2020/02/02
つっち~
0
いやー、参考になった。タイムリー!2020/02/26