内容説明
現在検討されている「変形労働時間制の導入」は、教員の長時間労働を解消するどころか、逆に固定化・恒常化させて生活時間を奪い、教員の健康と命をも脅かしかねないものだと危惧されます。私たち「教職員の働き方改革推進プロジェクト」は、教員の長時間労働の解消とワーク・ライフ・バランスの実現のため、具体化の可能性ある、そして実効性のある労働時間規制の代替案を提案します。(教職員の働き方改革推進プロジェクト代表/樋口修資(明星大学教授))
目次
第1章 教員の多忙化解消に向けた学校の働き方改革
第2章 学校の業務改善にはどれほどの効果があるか―これまでの取組と「中間まとめ」以降の課題を検証する
第3章 部活動の過重負担:職員室を二分する意識に着目して
第4章 過労死と公務災害認定
第5章 変形労働時間制の問題点と調整休暇制度導入の必要性
資料
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- 和書
- アメリカ連結会計論