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特別支援教育ONEテーマブック
子どものありのままの姿を保護者とどうわかりあうか

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  • サイズ B6判/ページ数 79p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784761920753
  • NDC分類 378
  • Cコード C3037

内容説明

保護者と「わかりあう」ことをめざした教師たちの実践や保護者自身の体験。そこに「魔法の杖」はないが、保護者とのかかわりで迷ったとき、きっと解決の糸口になる。

目次

1章 保護者とわかりあうために(目の前の保護者のいまを知ろうとすること―おもいのズレを自覚する;「保護者の歴史」を尊重すること;子どもの姿を受け入れるということ;子どもの姿を保護者とわかりあうために―専門機関と診断をめぐって)
2章 わかりあいをめざす専門職の実践(育てにくさに寄り添うことからはじまる保護者支援―母子保健の現場から;障害告知直後の保護者を支え「この子と生きる家庭」づくりを支える;幼稚園で子どもの姿を保護者とわかりあう―就学支援シートを通して)
3章 わかりあうための保護者からの提案(親も育ててもらった先生との出会い;保護者同士の支えあいをエンパワーする)

著者等紹介

久保山茂樹[クボヤマシゲキ]
独立行政法人国立特別支援教育総合研究所総括研究員。東北大学教育学部、同大学院博士後期課程、国立特殊教育総合研究所研究員、主任研究官を経て現職。臨床発達心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

U-Tchallenge

1
題名に「どうわかりあうか」とあるが、わかり合えないだろうな、という思いを持った。これは悲観的で後ろ向きというわけではない。前向きに思ったことである。なぜなら、保護者と教師・支援者の立場は違うから。同じ子どもを見つめているつもりではいるが、立場が違うと当然見え方は異なる。これは仕方のないことだ。そうではあるが、それでもわかり合えるように働きかけていく。そのような姿勢というか在り方のようなものの大切さを感じることができた。まず、わかり合えないだろう、と自覚する。そこから始まるのだろう。2021/04/04

松村 英治

0
これはいい本だ。ハウツー的なことは一切ないし、当たり前のことしか書かれていないけれど、保護者と関わる際に大切なことが筋を通して事例で記されている。これまでも一生懸命関わっているつもりではあったけれど、こっちの都合の押し付けでしかなかったのかもしれない。2017/04/23

松宇正一

0
絶景の岩の上で、高校の同級生の新刊本を発行日(11/17)前に読了。特別支援教育の本で、保護者と先生たちの「わかりあい」がテーマ。障がいの告知を受け、「かわいいとは思えない」「失敗作」といった絶望から始まる「保護者の歴史」のスゴさが実感できました。★★★★つ。2014/11/08

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