内容説明
日直、朝の会・帰りの会、募金、ぞうきんがけ…。学校には不思議だけど「当たり前」とされていることがたくさん!そうした「当たり前」をもう一度捉え返すことで、学校の様々な面が見えてくるはずです。
目次
教室の風景編(日直はいらない;「朝の会・帰りの会」はいらない;係はいらない ほか)
教師の口癖・服装編(「おしゃべりをしている人が3人いました」という「脅し」;子どもを「使って」…?;「君たちの夢は平凡…」? ほか)
学校文化編(職員室の入り方;休んではいけない「休め」;読書のマンガはどこまでセーフ? ほか)
著者等紹介
塩崎義明[シオザキヨシアキ]
千葉県浦安市立小学校教諭。1957年、千葉県生まれ。1981年より、千葉県浦安市の小学校教諭として勤務。民間教育団体に所属し、数々の実践研究が注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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まど
12
日直や給食のことなど、あるある!って笑う本かと思ったら、当たり前のことを真面目に見直してみようとする先生の本だった。2014/11/23
パズル
8
小学校の日常に、真面目に異議を唱えています。 笑えるものではありません。羽根を事前に配り、募金を集金するなど、確かに不思議な事はあります。雑巾がけをしなくなってきた理由が、顔を怪我するからとは本当なのでしょうか。2014/11/29
座敷童
6
テレビの「珍百景」の感じかなと思い読み始めたが、「はじめに」でこれは違うな、と思い姿勢を正し読了。 いろいろと考えさせられたり、首肯したり。2015/01/12
AKO
4
当たり前になってるけど実はおかしいことって結構ある。自分が気になってたことや、自分の感覚の麻痺に気づけたこともあって興味深く読めた。それは良いでしょってこともあったから、人それぞれの価値観だね。 娯楽的におもしろく読める部分もあれば、真剣に考えさせられる部分もあって、読んで良かった本ではある。2016/08/25
shizuca
3
数人で書かれているこの本。所々、文章のいいまわしが嫌味ったらしくて、学校現場で同僚の先生をきっと嫌な目して眺めてるんだろうなぁと、少しモヤッとした気持ちになりました。たしかに学校には、変なルールあるけどさ、それをそういう書き方するあなたも性格悪いな、と。おそらく書いた方は、職員室で浮いた存在なんだと思う。 嫌味ではなく、明るい方向に変えていくパワーにチェンジして、子どもも親も教師もプラスになる場所として学校が機能しますように。コロナによって、これからの学校は転換期にさしかかっていると思うので。2020/04/07