内容説明
本書は、高等学校のグローバル教育のあり方について、グローバルシティズンシップ育成のための授業開発を中心軸とし、授業設計とアセスメントに焦点を当てて論じている。知識・理解のみならず、技能(スキル)や姿勢などを包含するグローバル教育の授業設計およびアセスメントの検討から、課題に正面から向き合った。
目次
第1章 グローバル教育の理念と構造
第2章 グローバル教育のアセスメントと指標開発
第3章 指標の内容的妥当性に関する検証と教師の認識
第4章 学校設定科目の設計とアセスメントに関する現状分析
第5章 指標をツールとした形成的アセスメントの実践
終章 グローバルシティズンシップ育成のための授業設計と形成的アセスメントの役割
著者等紹介
石森広美[イシモリヒロミ]
宮城県仙台市生まれ。1993年3月筑波大学第一学群人文学類卒業。2012年3月東北大学教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。宮城県公立高等学校教諭(1993年~)。東北学院大学非常勤講師(2012年度~)。日本国際理解教育学会理事(2013年度~)。2007年、宮城県教育委員会優秀教員表彰。2008年、文部科学大臣優秀教員表彰。2009年、東北大学教育学研究科長賞。2012年、東北大学総長賞。「国際理解教育における形成的アセスメントの可能性―アウトカムベースの授業設計と評価」『国際理解教育』第18号(2012年)で日本国際理解教育学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




