目次
第1章 逆転の発想1―学校論「学校の常識の前提を疑う」
第2章 逆転の発想2―教師論「教師は矛盾していてよい」
第3章 逆転の発想3―子ども論「扱いにくい子も健全である」
第4章 逆転の発想4―集団論「『いじめはない』と言ってはいけない」
第5章 逆転の発想5―生き方指導論「キャリア教育は清掃をさせることである」
第6章 逆転の発想6―保護者論「親は変わらないが、同じ方向を向くことはできる」
第7章 その他アラカルト
著者等紹介
佐藤佐敏[サトウサトシ]
1964(昭和39)年、新潟県生まれ。新潟大学大学院博士課程修了、博士(教育学)。新潟県公立中学校教諭、新潟大学教育人間学部附属新潟中学校教諭を経て、上越教育大学学校教育実践研究センター特任准教授。平成23年4月より、新潟大学准教授。教育行政機関・社会教育講座等の講師を務める。「方丈記」完成800周年記念エツセイコンテスト大賞受賞(平成24年11月、京都学問所主催)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぴーたん
3
仕事に迷いが生じているのがよく分かるタイトルですね~!現在も迷走中。副題は「先生の気持ちを楽にする実践的教育哲学」小見出しは、「センセーは矛盾しているのだ」「センセーのおかげじゃないのだ(オイラは勝手に育ったのだ)」「正論を語られるとまいるのだ」「教室内にはカーストがあるのだ」これだけでも少し元気になりますね。内容は、結構著者が読んだ本の引用が多く、目新しい!と思うようなトピックはあまり多くなかったように思います。教員向けビジネス書的な存在かな?2014/07/01
にくきゅー
1
もうちょっと歳をとってから読む本かなぁ。規律をきちんとできるようになってから自由にする。それがある程度できるレベルになって、自分の方法に迷いが出て来てから読む本な気がする。2018/04/05
Takashi Sato
0
新学期ということで読み返してみました。思い当たること,納得することが満載です。 明日から楽しんで仕事をしたいと思います。そして,生徒たちの力を引き出していきます。2014/08/23
鵜殿篤
0
【要約】先生が一人で頑張ってもうまくいくわけないし、逆に頑張らなくてもうまくいくことが往々にしてあるので、そんなに肩肘張らずにいきましょう。個性なんて、ないならないで困らないし。自己実現も、別に求めなくていいんじゃない? 一貫性なんて、そもそも無理。最初から「無理」って言っとけば、子どもも先生も楽になりますよ。2019/06/16