目次
巻頭付録 YES、NOでわかるいま、あなたにぴったりの教室ファシリテーションはこれだ!
序章 「教室ファシリテーション」とは?
第1章 教室ファシリテーション10のアイテム(ペア・インタビュー;ペア・ディスカッション;グループ・ディスカッション;マイクロ・ディベート;ロールプレイ・ディスカッション;ブレイン・ストーミング ほか)
第2章 教室ファシリテーション100のステップ
著者等紹介
堀裕嗣[ホリヒロツグ]
札幌市立北白石中学校教諭。北海道教育大学札幌・岩見沢校修士課程・国語科教育専修修了。1991年札幌市中学校教員として採用。学生時代、森田茂之に師事し文学教育に傾倒。1991年、「実践研究水輪」入会。1992年、「研究集団ことのは」設立。現在、「教師力BRUSH‐UPセミナー」代表、「研究集団ことのは」代表、「実践研究水輪」研究担当を務める傍ら、日本文学協会、全国大学国語教育学会、日本言語技術教育学会などにも所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんえい
4
このご時世だからグループワークは中々させられないが、やはり一コマに最低でも1回は複数人での活動を取り入れなければならないのだろう。「活動あって学びなし」の状況にしないためにも、適切な指示・発問・タイミングで複数人による言語活動を設定しなければならない。パネルチャットなんかは単元末に設定した中心発問を深めるのに有効なんじゃないかな。2020/09/19
草食系教師
2
グループワークの方法や取り入れる方法や気をつける点などが詳細に紹介されています。ワークシート例なども掲載されておりイメージしやすいです。小学校においても取り入れられる技法もあり参考になりましたが、小学校で取り入れるにはやや高度かなと感じるところの方が多かったのが正直なところ。(ダイナミックな活動で上手く使いこなせるようになりたいのだけれども・・・)私としては、堀先生の「アクティブラーニングの条件」(小学館)の方が普段の実践に生かすためには参考になりました。2021/09/24
にくきゅー
2
教室ファシリテーションの手法について、目的と手法がセットになった形で述べられている。正直、自分が実践できるかもと思えたのは、ブレインストーミングまで。それは完全に読み手である私の問題。レベルが足りないと思った。ワールドカフェのような手法をとる場合、生徒がどのような学びをするのかまったく想像がつかない。この段階では実践にかけることができない。何度も読み直したり、実際にワールドカフェなどに参加したりして自分のなかに落ちるまで待たなければならない。2017/11/19
ぴーたん
2
これは買い!一斉授業の中でどうやって交流の場面を持たせ授業を豊かなものにするか、著者が90年代から試行錯誤してたどり着いた成果がここに惜しげもなく公開されている。①まずはどう取り組んだら良いのか、スモールステップ方式であること、②一般のファシリテーション本を読んで「授業ではムリ」と思うところを教室用にカスタマイズしてあるのでハードルが低いこと③HRや授業、学年でも使える汎用性があること④単なるネタとしてではなく、それぞれの目的が明確に示され、説得力があること。堀先生の本は外れがない!中高の先生必読です!2012/03/06
にゃも
1
多くの教科、学校全体でこういった授業改善ができるとより効果的。2014/02/23