内容説明
子どもを元気にする生徒指導を目指す教師に。事例を対話で分析、データで理解、プログラムで実践の3ステップでわかりやすい。現職教師が実際に現場で行った効果的なプログラムを完全集録。
目次
いじめ―見つけにくいいじめに対する指導をどう進めるか?
不登校―教育支援センター(適応指導教室)と学校との連携をどう進めたらよいか?
児童虐待―虐待が疑われる児童にどう関わるか?
薬物乱用防止教育―タバコや薬への依存傾向のある子どもにどう関わるか?
自殺予防―自傷行為をする子どもや「死にたい」と訴える子どもにどう関わるか?
携帯電話―子どもにケータイの持つ危険性をどう伝えるか?
アサーション・トレーニング―引っ込み思案でストレスを抱えた子どもにどう関わるか?
アンガーマネジメント―キレる子どもにどう関わるか?
キャリアカウンセリング―自立的行動力を育むキャリアカウンセリングをどう進めるか?
意欲・態度―授業に意欲的に取り組ませるには、どのような工夫が必要か?
部活動―生徒が主体的の取り組む部活動をどう進めるか?
保護者対応―保護者の信頼感を得るためにどう関わるか?
生徒指導体制―同僚性を基盤とした協働的生徒指導体制をどう構築するか?
著者等紹介
新井肇[アライハジメ]
兵庫教育大学大学院学校教育研究科臨床・健康教育学系教授。専門分野は、生徒指導、学校カウンセリング。1951年埼玉県深谷市生まれ。京都大学文学部哲学科社会学専攻卒業後、1976年より埼玉県公立高等学校教諭。その間に、長期派遣研修にて兵庫教育大学大学院生徒指導コースで学ぶ。2006年より現職。カウンセリング心理学を基盤とした生徒指導実践の理論化、学校内外の連携による協働的生徒指導体制の構築、教師のストレスとメンタルサポートに関する研究を中心テーマとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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