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内容説明
公教育からこぼれてしまった若者に対して、高校卒業という、多くの人にとって“最低限”の資格を取得できるよう、サポートする。そうしたサポート校の老舗である聖進学院は、一〇年ほど前からテレビをはじめ各種のメディアに紹介され、注目されてきた。中学校時代にさまざまな問題行動があったり、高校を中退したりした「元気系」の生徒から、不登校経験者、軽度発達障害など特別な支援を必要とする者などの「おとなしい系」の生徒まで、実に多様な生徒を受け入れている。本書では聖進学院の見たままの姿を、できるだけ公平に、虚心坦懐にレポートした。
目次
序 今なぜ、「サポート」校なのか
第1章 意欲を持たせる聖進学院の学習指導
番外編 生徒をニート・フリーターにしないために(1)東京都の高校中退者対策から
第2章 自律を助ける聖進学院の生徒指導
番外編 生徒をニート・フリーターにしないために(2)中退者・不登校生の本音から
第3章 自立を促す聖進学院の進路指導
番外編 生徒をニート・フリーターにしないために(3)サポート校の現場から
第4章 保護者と共に育てる聖進学院の家庭との連携
番外編 聖進学院の一年
著者等紹介
渡辺敦司[ワタナベアツシ]
1964年北海道生まれ。1990年に横浜国立大学教育学部を卒業後、「日本教育新聞」記者となり、文部省、進路指導問題などを担当。1998年よりフリーの教育ジャーナリストとして、行財政から実践まで幅広く取材・執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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