内容説明
子どもが本を手にとり、読書習慣を身につけるため、いま全国の多くの学校で「朝の読書」が大きな成果を挙げている。本書では、「朝の読書」の4原則(皆で/いつでも/好きな本を/ただ読む)をふまえて学校教育に読書が十分に位置づけられるように考案した。つまり、読書活動を推進するに当たり、学校経営や教育課程における「読書」の意義、望ましい「読書指導」の在り方、子どもが読む「本の選書」の質的・量的な充実、さらに、読書を支える「学校図書館」の役割および家庭・地域・公共図書館等の連携などを提示した。
目次
第1章 子どもには読書(子どもに読書はどんな意義があるのか;子どもの読書の現状と課題は何か;読書と子どもの学習をどのように関連させるか ほか)
第2章 朝読書のホップ・ステップ・ジャンプ(朝読書のホップ―基本;朝読書のステップ―応用;朝読書のジャンプ―発展)
第3章 子どもが「読みたい」本、教師・親が「読ませたい」本100選(教師・保護者・子どものお薦め本;子どもの学年に応じたお薦め本;時代の流れに応じた「推薦」本)
著者等紹介
押上武文[オシアゲタケフミ]
昭和女子大学
小川哲男[オガワテツオ]
昭和女子大学
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