出版社内容情報
社会の事実・事例を実感的にとらえて考えるにはどうすればよいか。その実践事例を紹介した。,,,
内容説明
社会の目指す学力には、知識を実感的に理解し、社会に進んで関わろうとする力、「社会参加的態度の育成」が今最も重要である。本書は、どのような場面で、どのような体験的な活動を導入すれば、子どもが意欲的に学習に参加し、社会科が好きな子どもたちに育っていくのかを、具体的な実践を通して提示したものである。
目次
第1章 社会事象を追究する「体験的活動」のベーシック(社会科で育てる学力とは何か;社会科は、知識・理解をどう捉えてきたか;体験的な活動の必要性;体験的活動の課題とその解決の処方箋)
第2章 社会事象を追究する「体験的活動」の実際(七輪で火おこし―人々のくらしと生活の知恵を知る体験;安全な町づくり―視覚障害者の立場に立って町を見直す体験;マグロを捕まえよう!―大きさや重さを実感する;室町文化を体験しよう―日本文化の調査と体験)
著者等紹介
臼井忠雄[ウスイタダオ]
1952年、神奈川県横浜市生まれ。横浜国立大学教育学部社会科卒業。横浜市立汐入小学校、横浜市立立野小学校、横浜国立大学附属横浜小学校教諭を経て、現在、筑波大学附属小学校教諭
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