出版社内容情報
楽しみながらたし算を習熟でき、子どもたちの思考力を促すたし算ゲームの実践書。
内容説明
本書は、子どもたちにとって「使えるベーシック」とは、どのような活動を通すことによって可能となるのか、実証的に明らかにするという構想を具体化したものである。その方法論が具体的に提起されている。算数の力(基礎・基本)を基盤にした様々な活動の在り方・方法・実践を、子どもの姿を通して紹介している。5つの活動に視点を当て、どのような算数の力を育てればよいのか、どんな算数の基礎・基本を定着させることによって、このような活動が成立していくのかを活動全体の構想から明らかにしている。全学年対応のポイントもわかる。
目次
第1章 「たし算ゲーム」のベーシック(算数科におけるベーシック;「考える」ことと「遊ぶ」こと;「たし算ゲーム」のベーシック)
第2章 「たし算ゲーム」の活動(繰り上がりのあるたし算の導入;習熟を図るためのゲーム活用;他学年内容における「たし算ゲーム」例)
著者等紹介
工藤克己[クドウカツミ]
1962年、弘前市に生まれる。八戸市立図南小学校、黒石市立大川原小学校、黒石市立東英小学校、弘前大学附属小学校を経て、現在、浪岡町立大栄小学校教諭。全国算数授業研究会理事
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