目次
序章 「レポートは採点できない」をめぐって(人間的な思考とは何か;「学び」をエピソードとして描く)
第1章 「汗をかいた量」という“ものさし”の誕生(認知心理学の効用と限界;レポート・論文はなぜ重視されるようになったか ほか)
第2章 よい汗をかくには、よい課題が要る(学校内の「ものさし」と世の中の「ものさし」;「汗をかくこと」すなわち「説明すること」 ほか)
第3章 知的に「汗をかく」とは、どういうことか(「教科」編成の元祖アリストテレス;ソクラテスと思考の「深さ」 ほか)
著者等紹介
小田勝己[オダカツミ]
大学卒業後、外務省に勤務。2年目に、米国Carleton Collegeへ留学。その後、在外公館の三等書記官など。現在は、城西国際大学非常勤講師。8冊の単著のうち、『アメリカ新聞界の良識』(1994年、八潮出版社)は、韓国語に訳された。現在、大学での授業のほか、講演や、栃木県、埼玉県、愛知県内の学校で、授業と評価のあり方に関する助言者として長期的にかかわっている
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