暴力をふるう子そのメッセージの理解と指導技法

暴力をふるう子そのメッセージの理解と指導技法

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784761908171
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C3037

出版社内容情報

突然怒り出したり、暴力に及ぶ子どもへの対応はむずかしい。本書にはそのような子に数多く対応してきた家庭裁判所調査官の智恵と技法が詰まっている。

内容説明

本書は、家庭裁判所の調査官としてかかわった非行や家族の事例を持ち寄り、検討・分析するなかから生まれたものである。事例を検討・分析する過程で、編者たちは「傷つきやすさ」と「暴力」という二つのキーワードを手に入れた。そのキーワードを踏まえ、暴力をふるう子どもたちのメッセージを読み解き、どうかかわったらよいかの指導技法を具体的に述べていく。

目次

第1部 怒りと暴力に秘められたメッセージ(暴力をふるう子の心理と現代型「粗暴非行」の特徴;「キレる子」の論理;暴力は学習され伝達される ほか)
第2部 怒りと暴力に対する指導技法(キレそうな子どもとのコミュニケーション;絵をコミュニケーションの媒体として;「小さな変化」と「さざなみ効果」 ほか)
第3部 背後にある「大人の怒りと暴力」(「排出される怒り」との対話;自己愛憤怒という地雷;ささいなことに傷つき合う夫婦 ほか)

著者等紹介

村松励[ムラマツツトム]
専修大学ネットワーク情報学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。