内容説明
本書は、これまでのように国の教育改革プログラムにしたがって高校を変えようとする、受け身の学校改善から思い切った教育改革、それも身近な教育現場の実践を通した学校改革の提言です。学校の中で最も生徒の教育を考えている高経研例会会員の一人ひとりが自ら学び、共に考え、率直に討議を重ねて研究した内容です。第2部は、2000年8月の「2010年代の新しい高校」に関するシンポジウムでの基調講演及び研究提言を基に討議の内容を要約したものです。
目次
第1部 現場教師の学びと提言(高校の2002年問題;理想の高校像の追究;単位制を基本とする高校づくりの構想;学びの学習環境づくり;開かれた学校づくり)
第2部 研究会での提言と討論(基調講演;研究提言;研究討論)