内容説明
教育課程審議会は、平成10年7月に、完全学校週五日制の下、「ゆとり」の中で、「特色ある教育」を展開し、幼児児童生徒に「生きる力」を育成することを基本的なねらいとした教育課程の基準の改善について答申した。文部省においては、この答申を踏まえ、平成11年3月29日に高等学校学習指導要領の全面的な改訂を行った。本書は、新学習指導要領総則について、主な改善点や内容等についての解説を加え、総則の理解を深めるために刊行したものです。
目次
第1章 改訂の経緯とそのポイント(高等学校学習指導要領の改訂の経緯と基本方針;総則改訂のポイントは何か;普通科は総則をどう生かすべきか;専門学科は総則をどう生かすべきか ほか)
第2章 総則の内容と指導のポイント―Q&A(教育課程編成の一般方針(総則第1款)
各教科・科目及び単位数等(総則第2款)
各教科・科目の履修等(総則第3款)
総合的な学習の時間(総則第4款) ほか)
第3章 高等学校教育課程の基準の変遷(昭和23年度実施の教育課程の基準;昭和26年度実施の教育課程の基準;昭和31年度実施の教育課程の基準;昭和38年度実施の教育課程の基準 ほか)
著者等紹介
前田克彦[マエダカツヒコ]
文部省初等中等教育局高等学校課課長補佐
徳重真光[トクシゲマサミツ]
文部省初等中等教育局高等学校課長
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