内容説明
巨額の内部留保を温存したまま「派遣切リ」「雇い止め」が強行されることに高まる社会的批判。内部留保とは何か?財界がいうように「設備投資などに使われていて取り崩しはできない」のか?―現代の企業会計の基礎をやさしく解説しながら、内部留保の活用が十分可能であることを明らかにした意欲作。
目次
第1部 会計の見方と経営分析(財務諸表の仕組み;貸借対照表の仕組みと見方;損益計算書の仕組みと見方;キャッシュ・フロー計算書の仕組みと見方;新しい会計基準の見方 ほか)
第2部 内部留保の分析(内部留保とは何か;内部留保の項目と計算方法;内部留保の実態;大企業の労働分配率の推移;内部留保と法人税制 ほか)
著者等紹介
小栗崇資[オグリタカシ]
1950年生まれ。1988年明治大学大学院商学研究科博士課程修了。現在、駒澤大学経済学部教授
谷江武士[タニエタケシ]
1945年生まれ。1975年駒澤大学大学院商学研究科博士課程修了。現在、名城大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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