内容説明
憲法制定時の「国体護持」をはかる勢力とのたたかい、国家主権を侵害し憲法9条を空文化させる安保条約とのせめぎあい、そして「海外で戦争をする国」をめざす動きとのたたかいなど、日本国憲法の基本原理をめぐる攻防をとおしてとらえ直した日本近現代史。
目次
はじめに―憲法が生きる政治をめざして
第1章 日本の憲法政治の前史をなす二つの流れ
第2章 日本国憲法の制定―戦前との断絶と継続と
第3章 憲法と安保とのせめぎ合い
第4章 「海外で戦争をする国」をめぐる攻防
むすび―二一世紀の世界にますます輝きを増す日本国憲法
著者等紹介
川村俊夫[カワムラトシオ]
1941年生まれ。2006年まで憲法改悪阻止各界連絡会議(憲法会議)事務局長。現在、同代表幹事、労働者教育協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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