シリーズ世界と日本21
歴史認識問題の原点・東京裁判

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784761712389
  • NDC分類 329.67
  • Cコード C0036

内容説明

本書は、東京裁判のあらゆる側面がわかるとともに、歴史認識問題の原点である東京裁判の意義、戦争犯罪の追及と国際的なパワーポリティクスの相克、東京裁判を起点とする戦争責任論・戦後補償論の発展について見取り図が描けるようになっています。なぜ戦後も天皇制が存続したのか、なぜ原爆投下が正当化されるのか、なぜいまごろ「昭和の日」が制定されるのか、なぜ靖国神社に参拝する政治家が多いのか―これらの「なぜ」を解くカギも含まれています。

目次

はじめに なぜ今、東京裁判の読みなおしが必要なのか
第1章 東京裁判とは
第2章 東京裁判の積極的意義―裁判が明らかにした歴史の真実
第3章 東京裁判の限界―「勝者の裁き」論の落とし穴
第4章 東京裁判と歴史認識
第5章 東京裁判と天皇制
おわりに 私たちにとっての東京裁判の歴史的意義

著者等紹介

山田朗[ヤマダアキラ]
明治大学文学部教授

藏満茂明[クラミツシゲアキ]
明治大学大学院博士後期課程在籍

本庄十喜[ホンジョウトキ]
明治大学大学院博士後期課程在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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