目次
１ いま、なぜ集団的自衛権か（憲法９条改悪の目的は「集団的自衛権」の行使；集団的自衛権行使をめざす二面作戦 ほか）
２ 「戦争違法化」と「自衛権」のせめぎあい（国連憲章の基本精神を徹底させた第九条；集団的自衛権は例外・異端の規定 ほか）
３ 日本国憲法九条と集団的自衛権をめぐる国会論議（武力で国の安全を守る立場に立てば；アメリカの要求で始まった９条改憲の動き ほか）
４ 世界の流れ、国民の意思との矛盾（「普通の民主主義国として」；世界の人民の運動と民族自決権の確立 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
22
７年前の本だが、 意外と読まれていないようだ。 日本は攻撃されていないが アメリカの武力行使に参加する （１頁）。 金丸信発案の思いやり予算 （条約上の義務なし２８頁） も廃止してほしいが、 参戦する意味はないと思う。 集団的自衛権は、国連憲章を 審議する過程で発明された （１４頁）。 突然もちこまれたもの（８７頁）。 唐突感が問題を引きずる原因となって しまったのである。 史的、学問的な共通理解はない。 2014/06/02
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