内容説明
差別とヘイトについての情景が一変した現代日本。「私は差別などしていない」と思っても、その社会のマジョリティ(多数者)には気がつかない差別もある。グローバルな戦争犯罪から国内の身近な差別まで、広く人権問題に取り組んできた著者が渾身の力で書き下ろした「ヘイトとたたかう市民のガイドライン」
目次
第1章 日本における差別と暴力
第2章 加害と被害の権力構造―差別被害にさらされる集団
第3章 反差別の国際人権法
第4章 差別の基本特徴―歴史性・特殊性・普遍性
第5章 ヘイトとたたかう人権論
第6章 差別禁止法を制定するために
著者等紹介
前田朗[マエダアキラ]
1955年札幌生まれ。東京造形大学名誉教授、朝鮮大学校法律学科講師、国際人権活動日本委員会運営委員、ヘイト・スピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク(のりこえねっと)共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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