時代の証言者―伊藤千代子 (増補新版)

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時代の証言者―伊藤千代子 (増補新版)

  • 藤田 廣登【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 学習の友社(2020/09発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784761707224
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0036

内容説明

渾身の研究ノート―映画化決定!100年前、権力に抗して声をあげた少女がいた。

目次

こころざしつつ たふれしをとめよ
生い立ち
「心の友」へ
「ある小さなもくろみ」
仙台、尚絅女学校にて
東京女子大社会科学研究会
留置場の寒さ思い真綿を背負わせて―安井てつ学長
卒業の「断念」
実践のるつぼへ
一九二八年三月一五日朝
市ヶ谷刑務所にて―獄中の千代子
苦悩に灼かれて―千代子の死
追悼
いま、新しき光のなかへ―二一世紀に生きる千代子
一〇〇年前、声をあげた女性がいた

著者等紹介

藤田廣登[フジタヒロト]
1934年長野県諏訪郡下諏訪町生まれ。岡谷工業高校卒。化学会社勤務を経て労働者教育協会・学習の友社勤務員。財団法人平和と労働会館専務理事。「平和と労働センター・全労連会館」建設委員会事務局長。公益財団法人・全労連会館常務理事、副理事長を経て現在、労働者教育協会理事、伊藤千代子の会(在京)事務局。治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟顧問、東京山宣会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さくら咲く

15
実に読み応えのある一冊だった。伊藤千代子の名前は地元の新聞記事で目にした。昨今県内で映画なども上映されているようだ。恥ずかしながら郷土の国の歴史上人物であるとも言える人を認知していなかった。思想を曲げず日本の行く末を、女性の環境改善を目指しながら若くして散った命。さぞかし無念だった事だろう。千代子が眠る諏訪市龍雲寺を訪ねてみよう。緻密な文献調査などから成り立った貴重な著書。2022/05/21

二人娘の父

7
多くの方にとって初めて聞く名前であろう「伊藤千代子」。1920年代後半、日本共産党員として治安維持法違反で逮捕・拘禁され、苛烈な拷問により獄死した若き女性。近年映画でも取り上げられた。今日的に重要なのは、治安維持法という思想弾圧法が存在し、その被害者が数万人に及んだ事実。そして現政府はそれへの一切の反省がないという点である。政権批判が犯罪とされる怖れは、現代ではあり得ない、という幼稚なことは言っていられない時代である。100年近く前に、若くして命をかけてたたかった彼女たちの存在を忘れるわけにはいかない。2023/02/15

門哉 彗遙

1
伊藤千代子に関する3次資料って感じで、いまひとつ読みづらかった。もともと伊藤千代子を知っている人にとっては、これで良かったのかもしれないが、今回初めての私にとっては、遠くから眺めている感じで、いまいち伊藤千代子の実像が浮かびにくかった。「評伝」のようなものを期待した自分が悪かったのか。2021/09/05

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