内容説明
東京・青山霊園の一角にある「解放運動無名戦士墓」は、“大日本帝国”の暗黒時代に、凶悪な権力とたたかい倒れた人々のために建立され、今も、平和と民主主義のために活動する人々に引き継がれている。これは、この「墓」にかかわる一人の弁護士を中心としたノンフィクションである。
目次
第1章 ある弁護士の死(暗黒の時代;病の再発と遺言 ほか)
第2章 社会主義者への道(生いたちと上京;冬の時代と服部浜次 ほか)
第3章 弾圧下の弁護活動(自由法曹団と布施辰治;布施事務所の若きサムライ ほか)
第4章 検挙・投獄と再起(日本労農弁護士団事件;転向と獄中生活 ほか)
第5章 敗戦と合葬追悼会(侵略戦争の終結;敗戦と新しい時代 ほか)
著者等紹介
岡村親宜[オカムラチカノブ]
1942年5月鳥取県東伯郡山守村(現在、関金町字山守)生まれ。1965年3月中央大学法学部法律学科卒業。1968年4月東京弁護士会に弁護士登録。現在に至る。弁護士(東京本郷合同法律事務所所長)、日本労働弁護団常任幹事、自由法曹団団員、日本労働法学会会員、過労死弁護団全国連絡会議代表幹事、東京過労死弁護団代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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