内容説明
本書では、原爆はどのようであったのかを第一部で、また、同じく人間はどのようであったのかを第二部でのべている。紹介された爆心地における被爆者の手記は、原爆の残虐性を告発してやまない。
目次
第1部 原爆の本質と実相の検証(原爆の原理;原爆被害(爆風と熱線;放射能と原爆症;家屋の損壊と被害の総合的検討)
原爆死没者数を推計する
原爆後障害とは)
第2部 原爆手記に学ぶ(広島市版『原爆体験記』;朝日新聞社版『原爆体験記』;『絶後の記録 広島原子爆弾の手記』;『星は見ている』 ほか)
著者等紹介
武田寛[タケダヒロシ]
1935年広島県福山市出身。’57年広島大学工学部卒業ののち民間企業で働く。’70年日本共産党広島県委員会に勤務。’84年から’97年まで原水爆禁止広島県協議会事務局長、日本原水協担当常任理事。主な著書に「原爆被爆40年史年表」(共著)など
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