内容説明
ドイツ古典哲学が「マルクス主義の三つの源泉」の一つといわれるのはなぜか?カント、フィヒテ、シェリングらの哲学体系はどのようにヘーゲル弁証法に結実し、マルクスに継承・発展させられたか?ドイツ古典哲学の本質とその展開にいま光をあてる。
目次
ドイツ古典哲学とその時代―資本主義の発展とその矛盾の顕在化
ドイツ古典哲学の意義―機械的唯物論と観念弁証法
ドイツ古典哲学の成立
カントの認識論
カント弁証法の萌芽―アンチノミー論と自由論
カントの歴史哲学・政治哲学
カント美学と有機体論
フィヒテとフランス革命
フィヒテと主体=客体の弁証法
シェリングの自然哲学と弁証法〔ほか〕
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