内容説明
いのちと健康をめぐる今日の労働者の実態を、職場を基礎に、現に発生している事実に依拠し、労働者の取り組みに現実に役立つことを基本にしながら、本書は編まれています。
目次
健康で働ける職場づくりのために…(職場ではほとんどの人が毎日残業。残業手当が出ないうえに、いつ過労死するかと…。;VDT・コンピュータ作業をしているが、ノルマがきびしくて休憩もできない…。;ストレスとは?メンタルヘルスとは?労働組合はどう対応したらいい? ほか)
職場環境、職場の安全衛生と労働組合(危険・有害作業の安全衛生上の点検ポイントは?;隣りの席が接近していて作業しにくい…。換気・照明など職場環境の基準とは?;職場には休養室がないが…。また男子と女子のトイレの区分は? ほか)
職場での事故・ケガ・病気、通勤災害にあったら…(プレスでケガをしたのに、社長は「おまえの不注意だ」と労災申請をしてくれないが…。;アルバイトが仕事中にケガしたら、労災になる?派遣社員や出向社員の場合は?;職場の同僚がくも膜下出血で倒れたが、どうすれば労災になる? ほか)
労災補償を受けるには…(労災保険の給付の種類としくみは?;労災認定をかちとるためにはどうすればいい?;労災認定されないとき、生活給付はある? ほか)