内容説明
世阿弥の舞台、平等院鳳凰堂、平城京東大寺、東大寺勧進職・重源、海の神殿、厳島神社、能登・時国家、日蓮の鎌倉、後醍醐の吉野御所、南北朝の社寺、義政の銀閣…中世日本の建主と工匠の深層を浮き彫りにし、和風建築の基層を辿る。
目次
序章 日本建築の闇
1章 世阿弥の魂魄
2章 鳳凰堂と曼荼羅
3章 東大寺勧進前夜
4章 怪僧重源の空間意識
5章 平家伝説の里
6章 海人の子、日蓮
7章 太平記の空間
8章 歴史の闇
9章 川上村の怪
10章 義政の心象風景
著者等紹介
渡辺豊和[ワタナベトヨカズ]
1938年秋田県仙北郡角館町生まれ、1961年福井大学工学部建築学科卒業、1970年渡辺豊和アトリエ(1972年渡辺豊和建築工房に改称)開所主宰、1980年京都芸術短期大学客員教授、1981~90年京都芸術短期大学教授、1982~84年福井工業大学講師(兼任)、1991~2007年京都造形芸術大学教授、2004年イワクラ(磐座)学会設立。現在:渡辺豊和建築工房主宰、京都造形芸術大学名誉教授、工学博士(東京大学)、イワクラ(磐座)学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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