風土建築をつくる旅 - 自然・人・技術をめぐるフィールドワークと実践

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  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784761533151
  • NDC分類 520
  • Cコード C0052

出版社内容情報

日本、アジア、南太平洋、アフリカにおける調査・再建・新作15プロジェクトのドキュメント。「地元の技術・材料・住民」という3つの地域資源にこだわる地域固有の建築は、無事に建ち上がり、使われ続けるか?近代化と伝統の間で揺れる集落の人々の姿は、グローバル化とローカリティの間で葛藤する都市住民にも示唆をくれる


【目次】

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はじめに

1章 風土建築を伝統構法で再建する

1 30数年ぶりに建ち上がった伝統集会施設の行末
ベトナム・ホンハ社
カトゥ族の伝統集会施設グゥール

長老ナムさんの“拒否反応”から始まったグゥール再建
異なる民族が共存するホンハ社ならではの形態を探る
素材を森林から調達し、適材適所に使い分ける
長老から若者へと伝承される、経験がものを言う建設技術
設計図は長老衆の体に記憶されていた
伝統と現代との間で揺れ動く集落住民

2 伝統住居はサイクロン災害を乗り切れるか
フィジー・CATD
フィジーの伝統住居ブレ

ボラさんの熱意が扉を開いた再建プロジェクト
この村では漁師が伝統建築をつくる
海と山で使い分ける材料、変わる形
ユニークな装飾、バランバランとマキタ
ザウタタ村にもあった身体尺
サイクロン災害に伝統技術で立ち向かう挑戦は続く

3 高床住居を再建し、観光振興を目論む人々
タイ・タップラー村
モクレン族の伝統住居オーマック

インド洋津波災害で変わった、海洋少数民族の暮らし
集落長老サさんと伝統住居の模型を組み立てる
真夜中に始まる儀式、魔法のような加工技術
やはりタップラー村にもあった身体尺
観光振興に伝統住居を利用する住民とその顛末

4 伝統集会施設 vs 擬似伝統集会施設
ベトナム・アカ集落
カトゥ族の伝統集会施設グゥール

増えていくコンクリート製の集会施設
調査で訪れるたびに朽ちていく伝統集会施設
5年がかりで困難を乗り越え、住民全員で再建に取り組む
多彩な身体尺の設計技法を披露する長老の息子
伝統集会施設の継承にベトナムの大学と行政が取り組む

論考1 風土建築を成立させる3つの地域資源

2章 風土建築をフィールドワークする

5 半乾燥地域に受け継がれてきた泥の建築文化とその変容
ブルキナファソ・ラングェロ集落
農耕民カッセーナの伝統住居

カッセーナの集落での盛大な歓迎式?
50年で進んだ伝統的な集落構成の変容と崩壊
社会適応で増えるトタン建築、環境適応できるのは泥建築
泥建築に見る身体尺の適用法
現代の生活と乖離した伝統住居のあり方

6 100棟を超える伝統住居が徐々に失われていく集落
フィジー・ナバラ村
フィジーの伝統住居ブレ

集落が幸せになるためのチーフの教え
ブレに暮らし、生きた伝統を守り継ぐナバラ村の人々
伝統住居ブレをめぐる、若者たちの葛藤
サイクロン災害を契機とする、伝統住居の減少と集落の未来

7 築100年の茅葺き民家が模索する新たな関係人口の形

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