内容説明
本書では「告示による金物設計」「N値計算法による金物設計」「構造計算による金物設計」の3つの設計方法を示しているが、より後者の方が適切な金物が選択でき、経済的でもあるといえる。法令上、木造2階建について構造計算は不要であるが、通常は金物を合理的に設計するために構造計算を行っている。その金物設計を中心として、木造設計における一通りの構造計算の方法を入門書的にまとめたものが本書である。
目次
第1部 木構造の基礎知識(概説;木材;金物;平12建告1460による金物設計 ほか)
第2部 構造計算書に沿って学ぶ木構造(表紙;一般事項;構造計画・設計ルート;荷重・外力 ほか)
著者等紹介
上野嘉久[ウエノヨシヒサ]
1958年大阪工業大学建築学科卒業。株式会社吉村建築事務所、京都市住宅局建築課建築主事、構造審査係長、営繕部等の主幹を経て。1989年上野建築構造研究所設立、同所長。京都建築専門学校、兵庫科学技術専門学校講師。1990年大阪工業大学講師。1992年大阪工業大学短期大学講師。1996年京都国際建築技術専門学校講師。一級建築士、建築主事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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