ミナト神戸 コレラ・ペスト・スラム―社会的差別形成史の研究

ミナト神戸 コレラ・ペスト・スラム―社会的差別形成史の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 326p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784761530174
  • NDC分類 361.86
  • Cコード C0036

内容説明

本書は、明治期における新興港湾都市神戸を舞台に、コレラ・ペストの流行とスラムの形成に着目し、近代都市社会が、どのような背景のもとに、どのような戦略によって貧民たちを差別し始めたか、を明らかにし、そうした差別構造を明確にすることによって、どのように、自らを良民社会として作りあげていったか、を究明する。

目次

第1章 コレス・ペスト(防疫戦争;神戸伝染病流行年史;反撃―1886年のコレラ大流行;監視―1890年のコレラ大流行;包囲―1895年のコレラ大流行;解体―コレラからペストへ)
第2章 スラム(神戸市区改正論議;スラム対策の実施;スラム対策の進展;貧民追放政策;スラムと被差別部落;賀川豊彦―二重の眼差し)
終章 騒擾へ

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