出版社内容情報
私たちが当たり前のように暮らす「都市」。成長著しいアフリカには私たちの常識を覆す“地図にない都市”がある。現地に単身飛び込んだ都市工学者が、そこに暮らす人々と寝食を共にしつつ、統治・土地・住まい・インフラの姿を明らかにする。活き活きとした住民たちの営みから見えてくる、自ら成長する都市の新たな可能性。
【目次】
はじめに
序章
アフリカのインフォーマル市街地の誕生
都市を読み解く4つの視点
1章 ナイロビ
ムクル|ゴミの山から生まれたまち
1 統治 はじまりとなった男 ンジェンガ
2 統治 内なる統治 オンゾディ
3 土地 紙一枚の安心 ハナ
4 土地 見えない計画 ムティンダ
5 住宅 長屋ビジネスで稼ぐ ロバート
6 住宅 空へのびるスラム ムリーティ
7 住宅 家主がいない?! ファトマ
8 インフラ 人の手がつなげる水 ブリギッダ
9 インフラ 水の上のトイレ フィリップ
10 インフラ トイレの営業マン デイビッド
2章 ルサカ
チャイサ|農場からはじまったまち
1 統治 政治でまちを支えた人 ルーベン
2 統治 子どもたちの未来のために ンセフ
3 土地 共同体の中で守られる土 エステール
4 土地 許可証に記された名前 クリスティーン
5 土地 土地を手放すとき マーガレット
6 インフラ 水を売る女性たち エヴァリン
チャザンガ|チーフの土地に生まれたまち
1 統治 伝統を守る人 チングウェレ
2 土地 切り売りされていく土地 ムウィンガ
3 土地 チェアマンと呼ばれる男 ムワンザ
4 インフラ 道がつなぐ暮らし マノンガ
3章 キガリ
ニャカバンダ|急斜面に拓かれたまち
1 統治 ともに暮らしを再建する試み エマメル
2 土地 所有を証明する小さな紙切れ バプティスト
3 土地 危うい場所の小さな安心 イボンヌ
4 インフラ 足もとをつなぐ道と橋 ソフィ
5 インフラ 水とともに暮らすために アイアネ
6 インフラ みんなでつくった水場 アブドゥルカリム
終章 境界にある都市
おわりに 未完成であり続ける場所で
内容説明
カオスが香る市場のざわめき、なまめかしく伸びる土の道、見知らぬ誰かの手で打たれた釘。インフォーマル市街地は手触り感のある都市だ。
目次
序章 地図にない都へ
1 ナイロビ(ムクル ゴミの山から生まれたまち)
2 ルサカ(チャイサ 農場から始まったまち;チャザンガ チーフの土地に生まれたまち)
3 キガリ(ニャカバンダ 急斜面に拓かれたまち)
終章 境界にある都市
著者等紹介
小野悠[オノハルカ]
1983年岡山県生まれ。高校生から一人旅を始め、学生時代に世界約70カ国を旅する。2010年東京大学工学部都市工学科卒業。2016年同大学大学院博士課程修了。博士(工学)。都市工学者。松山アーバンデザインセンター副センター長などを経て豊橋技術科学大学准教授。日本学術会議連携会員・第26期若手アカデミー代表。日本科学振興協会初代代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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