出版社内容情報
整ったインフラがあるものの時代のニーズに合わなくなった郊外戸建住宅地。住み続けたい人にも、住み替えたい人にも厳しさが増している。空き家への対策、魅力だが維持管理が難しい緑環境の向上、共稼ぎやテレワークに応じたサービスの創出。そしてこれらの問題解決の担い手の再構築。綿密な調査と自らの実践を踏まえた提案
【目次】
はじめに
第1章 郊外戸建住宅地とは
第1節 なぜ郊外戸建住宅地をとりあげるのか
1.郊外住宅地の歴史と本著の対象
2.開発年代別、距離圏域別に俯瞰する
第2節 郊外住宅地の発展と入居年代別の特徴
1.郊外化と逆郊外化─郊外住宅地の発展プロセス
2.老朽化・空き家化に直面する60・70年代の開発
3.質の向上と分散化・遠郊外化が目立つ80~90年代の開発
4.小規模化が進む2000年代以降の開発
第2章 次世代に住み継げる戸建住宅地に向けた課題
第1節 住まい手の変化と社会変化による課題
1.住まい手の変化─均質な第1世代から多様性の高い第2世代へ
2.社会の変化─仕事・生活環境と自然環境の重視へ
第2節 民間戸建住宅地の利便性や環境特性
1.1都3県の民間戸建住宅地の特徴とは
2.利便・環境コミュニティ指標から把握する
第3節 次世代継承型まちづくりの必要性
1.次世代継承と居住者の懸念
2.次世代継承型まちづくりとは
第3章 空き家・空き地問題と予防戦略
第1節 郊外住宅地の空き家の特徴
1.空き家の動向と問題化のプロセス
2.市場性によって異なる空き家問題と対策
3.郊外住宅地の空き家の特徴と流通・予防
第2節 高齢期の健康的な住まい方を促し空き家予防につなぐ
1.高齢期の健康的な生活・住まい方の選択と空き家予防
2.高齢期の生活を考えることから住み継ぎにつなぐ
3.新規住民への住み継ぎ支援
第3節 住民、市民による空き家の管理と活用戦略
1.自治会町内会で進める空き家対策
2.市民資本による空き家活用
第4節 空き地の暫定活用戦略
1.空き地の動向と郊外戸建住宅地でのコミュニティ活用
2.菜園・農園活用と地目区分
3.空き地の有効活用の事例
第4章 豊かな緑を維持創出する再生戦略 S101
第1節 郊外戸建住宅地の緑とその効果
1.戸建住宅地の緑の減少と管理不全化
2.地域の緑によるプラス効果
3.緑による効果の定量化
第2節 庭と地域の緑に関する住民意識と緑化政策のギャップ
1.庭の緑の関する住民のストレスや管理実態と地域緑化活動
2.郊外住宅地の緑に関する支援政策
第3節 緑を維持創出するための5つの戦略
1.多様な緑の効果の可視化によるモチベーションアップと資金循環
2.緑の担い手の拡大とリーダーづくりと人材プラットフォーム
3.近隣地域の小規模な緑と地域管理
4.自治体・造園業のwin-winの関係づくり
5.緑の維持は義務的活動から主体的活動へ
第5章 多様化する新規ニーズへの対応戦略
第1節 高齢者が生活を楽しめる住宅
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