オランダの小さな村に学ぶケアからはじまるコミュニティ

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オランダの小さな村に学ぶケアからはじまるコミュニティ

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761529437
  • NDC分類 369.7
  • Cコード C0047

出版社内容情報

オランダの小さな村で、住民たちが老人ホームを買い取り、多世代共生の場へと再生した物語。障害者のデイケアや地域活動を通じて培われた「住民が育てるコミュニティ」の軌跡。その具体的なプロセスを建築家である著者が10年間の密着取材から紐解く。ケア、福祉、まちづくりに携わる人、暮らしのつながりを育てる全ての人へ


【目次】

まえがき 0歳から100歳まで、誰もがケアし合うコミュニティ
第1章 オルドヘームの一日──近隣の暮らしの場に変わった老人ホーム
オルドヘームの朝
障害者のグループホームを見守るメンターたち
 近隣をサポートする、障害者グループホームのメンバーたち
朝のコーヒー、午後のバックギャモン
オルドヘームの夕べ

第2章 オルドヘームで暮らす人たち──人生の様々なステージに応える拠点
ほどよくつながり、ほどよく離れる
機能の余白がある、緩やかな建築
「人それぞれ」を受けとめられる
88歳の地元っ子、ゲルトさん
老人ホーム時代から住んでいるザウドマさん
アトリエと住まいを借りたアーティスト、ヨハネカさん
シングルマザーのカルラさん
ひとりではないと感じながら暮らせる場

第3章 住民が描いた村の将来──老人ホームを買い取ったコミュニティ
集落に背を向けていたオルドヘーム
未来を予感して、牽引したアナさん
日本の学生たちには見えた、オランダの小さな村の可能性
 将来のアトリエ――みんなで構想する村のこれから
対話と模索を重ねて
コミュニティとしての決断
いろんな世代が集う場に生まれ変わった

第4章 オランダ福祉政策の変容──コミュニティの力なしにはもう成立しない
壁画が伝えるメッセージ──等身大のメンバーたち
一人一人のウェルビーイングを支えるもの
住民が育てる、誰もが参加できるコミュニティ
大規模化する福祉事業―人に寄り添うケアの喪失
オランダならではの「変化する」文化
住民が主体となる仕組みへの転換

第5章 活動から事業へ──「自分たちの答え」にたどり着くまでの10年
 見えてきたのは自主事業という形
自治体・企業・住民組織三位一体の時代
障害者だけでなく、地域を活性化する活動に
ビジョンの共有、事業計画の完成、プロジェクト開始(2006~2009)
あっけなく挫折、そして再スタート(2009)
「ケアから始まるコミュニティ」の本当の始まり(2009~)
事業者たちの限界
住民主体でなければ成り立たない
コミュニティ活動から事業への脱皮(2017~)
自治体と住民組織の対等な関係

第6章 変化し続けるコミュニティ──岐路で自分たちのビジョンに立ち返る
4人のコーディネータ―とマネージャー
管理するというより、家族のように見守る
状況と向かい合いながら形作られたオルドヘームの運営
コミュニティ事業ならではの持続力
隙をついた乗っ取り事件
困難を乗り越えて生まれた仕組み
活気ある集落に投資したい──ニコレットさん
役にたつことが何よりも大切──コニーさん
集落と農地と北海を子どもたちの世代に──ベンさん
視野を広げながら変

目次

まえがき 0歳から100歳まで、誰もがケアし合うコミュニティ
第1章 オルドヘームの一日 近隣の暮らしの場に変わった老人ホーム
第2章 オルドヘームで暮らす人たち 人生の様々なステージに応える拠点
第3章 住民が描いた村の将来 老人ホームを買い取ったコミュニティ
第4章 オランダ福祉政策の変容 コミュニティの力なしにはもう成立しない
第5章 活動から事業へ 「自分たちの答え」にたどり着くまでの10年
第6章 変化し続けるコミュニティ 岐路で自分たちのビジョンに立ち返る
あとがき クロースターブールンが教えてくれたコミュニティの力

著者等紹介

吉良森子[キラモリコ]
moriko kira architect主宰/九州大学大学院教授。1965年東京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻修士課程修了。1996年オランダ、アムステルダムにてmoriko kira architect設立。1998‐2003年オランダ政府国土開発環境省建築局建築士として勤務。2004‐2010年アムステルダム市景観委員。2010‐19年神戸芸術工科大学客員教授。2022‐25年明治大学特別招聘教授。2022年‐九州大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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