出版社内容情報
建築・都市は今、「公園化」したがっているのではないか?これまで街に閉じていた公共施設、オフィス、商業施設などが緑豊かなオープンスペースを備え、街にひらくようになった。この現象を「パークナイズ」と呼び、人々のニーズ、実現する仕組みを紹介。Open Aが設計・運営するプロジェクト、国内外のリサーチ事例、妄想アイデアから、多彩なデザイン、マネジメント手法を解説。
内容説明
都市は今「公園化」したがっている!緑豊かなオープンスペースをもつ建築を街にひらく、デザイン×マネジメント。
目次
1 PARKand―公園×○○(つなげる;置く;重ねる;見立てる)
2 PARKnize―公園化する都市(S―軒先スケールのパークナイズ;M―建築スケールのパークナイズ;L―インフラスケールのパークナイズ;XL―都市スケールのパークナイズ)
3 Interview―この先の都市を描く対話(小野裕之さん(散歩社)―メディアのように空間を編集する、下北沢BONUS TRACKのメカニズム
吉村有司さん(東京大学先端科学技術研究センター)―データ活用が都市計画・まちづくりの民主化を進める)
著者等紹介
馬場正尊[ババマサタカ]
Open A代表/公共R不動産プロデューサー/東北芸術工科大学教授。1968年生まれ。早稲田大学大学院建築学科修了後、博報堂入社。2003年Open Aを設立。建築設計、都市計画まで幅広く手がけ、ウェブサイト「東京R不動産」「公共R不動産」を共同運営する。近作に「佐賀城内エリアリノベーション」「泊まれる公園INN THE PARK」など
飯石藍[イイシアイ]
公共R不動産/株式会社nest。上智大学文学部新聞学科卒業。公共R不動産の立ち上げから関わり、メディア企画・編集をメインに、「NEXT PUBLIC AWARD」や「公共空間逆プロポーザル」等の企画、コンサルティングも実施。東京都豊島区にて、道路を活用して社会実験からハード整備や都市政策につなげるプログラム「IKEBUKURO LIVING LOOP」の企画・推進にも携わる
小川理玖[オガワリク]
Open A。1993年生まれ。日本女子大学住居学科卒業。千葉大学大学院工学研究科修了。2018年ゼネコン設計部入社、2022年よりOpen A。設計業務の傍ら、公共R不動産のまちづくりビジョン策定業務に携わる。建築雑誌などのイラストレータとしても活動中
菊地純平[キクチジュンペイ]
Open A/公共R不動産。1993年生まれ。芝浦工業大学工学部建築学科卒業。筑波大学大学院デザイン学修了。2017年UR都市機構に入社し、団地のストック活用・再生業務を担当。2019年Open A/公共R不動産に入社し、公共空間活用事業に携わる
木下まりこ[キノシタマリコ]
Open A/公共R不動産。2009年法政大学大学院工学研究科修了後、新建築社に入社し、建築雑誌『新建築』などの編集を担当。2020年よりOpen A/公共R不動産にてメディア企画・編集・公共空間活用事業に携わる
中島彩[ナカシマアヤ]
Open A/公共R不動産。米国オレゴン州ポートランド州立大学コミュニケーション学部卒業。メディアジーン社のウェブメディア編集長を経て独立。2016年より山形市にて、移住定住を目的としたローカルメディアの立ち上げと編集に参画。2018年よりOpen A/公共R不動産にてメディア企画・編集に関わりながら、公共空間やまちづくりをテーマに取材や執筆を行う
和久正義[ワクマサヨシ]
Open A。1994年生まれ。早稲田大学創造理工学部建築学科卒業。同大学院建築学専攻修了。2020年Open Aに入社。2022年より大阪を拠点に「門真市駅周辺エリアリノベーション事業」等に携わる。デザインコレクティブ「REPIPE」代表として仮設空間の設計・施工も手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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