出版社内容情報
大家が変わればまちが変わるんだってことを、
青木さんはぼくに背中で教えてくれた。
――影山知明(クルミドコーヒー店主)
青木純は、街を変えるために、自分を変えている。
そして彼そのものがパブリックな存在になった。
――馬場正尊(建築家/Open A)
賃貸住宅、飲食店、公園、ストリートの業界常識を変えてきた「まちの大家」の10年以上にわたる濃密な活動。住人と大家が共同で営む「青豆ハウス」、地域の食生活を支える「都電テーブル」、まち再生の起点となった「南池袋公園」、愛のある大家を育てる「大家の学校」などで実践してきた「パブリックな日常」のつくりかた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きゅー
8
失われつつある地域コミュニティを現代的な形で復活させる試み。高円寺アパートメント、青豆ハウス、池袋リビングループなどゾクゾクするようなクリエイティブな発想が現実化していくさまを追いかける喜び。一方で、集団を巻き込み理想を現実にするリーダーがいなければこうした出来事は起こりようがなかったという事実。どんなジャンルでもそうだが、先駆者一人でできることは限られている。彼が去ればすべての体制が以前に戻ってしまうこともあるだろう。そして、彼が行うことすべてが正しいとも言い切れない。継続の難しさを感じる。2026/04/24
ショウタ
1
「目の前にいる彼女はリビングループを「イベント」としてではなく「暮らし」として自分に取り込んでいた。」 自分の周囲にある日常がどれだけ苦労の末に産み出されたものなのか、この本を読んでそんなことを思いました。「日常」とは、青木さんのような人が過去にもたくさんいて、その人たちが大変な苦労の末に一つ一つ作り上げていったもの。 はたして、自分には何ができるのか。2024/08/08




