出版社内容情報
地域がこれからも元気で、永続していくための
施策はどうあるべきか
観光まちづくりを、各分野の専門家が、
(1)地域の個性をみつけ、みがく【環境】、
(2)地域の多様なつながりをつくり、活かす【社会】、
(3)地域の暮らしを支え、豊かにする【経済】、
(4)地域の未来をつくる人材と仕組みを育てる【人材と仕組み】
の4つの柱から読みとき、現場でこれら4つがどのように統合され実践されているかを示した。
観光立国、地方創生のなかで観光への期待は大きいが、一方で「経済的利益」ばかりが先行し、地域社会や環境と良い関係がつくれなければ本末転倒だ。
地域の未来のための観光まちづくりの基礎。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バイオ燃料
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観光とまちづくりの双方向の流れを内包したアプローチとして①地域環境、②地域社会、③地域経済、④人材と仕組み作りの4つの柱を立てている。 ①地域環境:地域の物語、地域資源の活用 ②地域社会:地域に愛される、地域で出会えるワクワク感 ③地域経済:地域内循環、レジリエンス強化 ④人材と仕組み作り:多様な人材の活躍、継続できる仕組みの構築 全国各地の事例紹介でもこれら柱に沿って、各領域の違いからくるチグハグ感は少なく読めた。個人的には、観光DXによるデータ分析とストーリー展開による心情の追求の両立が興味深かった。2024/05/05
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