出版社内容情報
建築思想を理解すれば、つくる建築、語る言葉の説得力が増す。いま知っておくべき建築思想63項目の基本を、本質を押さえたイラストと、気鋭の執筆陣による解説で理解できる入門書。難しそうな言葉でも、まずはイラストを眺めて一歩を踏み出し、建築の奥深さに触れてみよう!時代の流れや項目同士の結びつきも見えてくる。
内容説明
今こそ学べ!イラストで読み解く建築思想。
目次
第1章 近代以前(~1851)(調和比例論;建築のオーダー;ルネサンスの理想都市;匠明;バロック都市計画;ピクチャレス;原始の小屋;類型論;建築様式;空想的社会主義;ラスキンの建築保存論)
第2章 近代1(1851~1914)(折衷主義;構造合理主義;美術建築;アーツ・アンド・クラフツ運動;市区改正;形態は機能に従う;建築進化論;装飾と犯罪;我国将来の建築様式を如何にすべきや;田園都市;未来派;法隆寺再建非再建論争)
第3章 近代2(1914~1945)(建築非芸術論;ロシア・アヴァンギャルド ほか)
第4章 現代1(1945~1970)(モデュロール;縄文と弥生 ほか)
第5章 現代2(1970~)(アドホック;神殿か獄舎か ほか)
著者等紹介
松田達[マツダタツ]
1975年石川県生まれ。建築家、静岡文化芸術大学デザイン学部准教授。専門:建築学、都市学。1999年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修了。隈研吾建築都市設計事務所を経て、パリ第12大学パリ都市計画研究所にてDEA課程修了。東京大学先端科学技術研究センター助教等を経て、現職
横手義洋[ヨコテヨシヒロ]
1970年鹿児島県生まれ。建築史家、東京電機大学未来科学部建築学科教授。専門:西洋建築史、近代建築史。2001年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。東京大学助教、イェール大学研究員を経て現職
林要次[ハヤシヨウジ]
1975年神奈川県生まれ。建築家・建築学者、芝浦工業大学特任研究員、センブンノイチ株式会社共同代表。専門:設計意匠、建築理論、建築教育。芝浦工業大学卒業。横浜国立大学大学院修了。パリ第8大学D.E.A.(建築・都市設計)課程修了後、日仏で建築・都市設計修行。近代日本のフランス建築理論と教育手法の受容の研究で博士(工学)取得
川勝真一[カワカツシンイチ]
1983年兵庫県生まれ。建築リサーチャー、キュレーター。2008年京都工芸繊維大学大学院建築設計学専攻修了。2008年に建築的領域の可能性をリサーチするプロジェクトRADを設立。以後、建築展覧会キュレーション、市民参加型ワークショップの企画・運営、都市やまちづくりのためのリサーチなどの実践を通じ、建築と社会の関わり方を探っている
寺田晶子[テラダショウコ]
早稲田大学大学院理工学研究科建築学専攻修了。広告、書籍、雑誌、壁画制作、企業・店舗のVIなど、イラスト、デザインを手がける。過去に、東急ハンズ(現ハンズ)、UR都市機構、鹿島建設、JR東日本、京都水族館の広告など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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